看護

もういやっ!看護師の仕事にやりがいを持てない!そんな時に読むべき本 『生き方』著:稲盛和夫(京セラ KDDI創設者)

こんにちは!ハロです!!

桜が綺麗に咲く4月に入り、新年度になりました!
「新年度になったから、気持ちを入れかえ仕事を頑張ろう!」
と思い、気持ち新たに仕事に取り組もうとしている方が多いと思います。

ですが、
「いつも通り、同じ仕事」「毎日やること同じ、変わらない日常」
さらには1年の年間目標や計画、新人への指導と仕事が増えてたいへん。
仕事が忙しく、時間に追われ、あげく仕事へのやりがいを見失ってしまう。

看護師として働いていても、同じ病棟にいれば入院する患者層は変わらないため、年度に関係なく、毎日やることは同じです。
心に余裕が持てなくなって、患者に厳しい態度で接してしまい「なんで優しくできなかったのだろう」と後悔します。

気持ちに余裕がない状態や後悔のような悲しい気持ちでいれば、仕事に対するやりがいを持てなくなります。

そういう時に読んで欲しい本を紹介します。


『生き方』(著:稲盛和夫)

この本の著者は京セラやKDDIと日本を代表する大企業を作り上げた稲盛和夫氏です。
大きく強い企業を作り上げるにあたって、稲盛氏自身の生き方や仕事に対する考え方が語られた本です。
私自身、この本は仕事に対する気持ちの持ち方を変えるきっかけをくれました。
人生の指針を示してくれる本です。

今回は『生き方』(著:稲盛和夫)の本を通して、どうすれば仕事に対して前向きな気持ちになれるのか、やりがいを感じるにはどうすればいいのかを考えます。

「仕事がつらい。やりがいがない」と思う方の心の指針になるとうれしいです。

仕事にやりがいがないのは【自分のやりたいことを考える余裕がないから】


どうして仕事にやりがいを持てなくなるのでしょうか?
新人の頃、あの頃はこれから新しくはじまる挑戦にワクワクし「自分はこういうことを知りたい」「自分はああいう姿になりたい」となんとなくですが、理想の姿を持っていて心は輝いていたはずです。
しかし、仕事を始めてみれば、仕事や時間に追われ、目の前のことを片付けるのに手いっぱいになってしまいます。
結局、自分のことを考えられないほど仕事が忙しく、自分の目的や目標が見失うことで、やりがいを感じなくなるのです。

京セラ KDDI創設者 稲盛和夫の考える『生き方』


本書では人生や仕事を成功させるための考え方、自分自身がどのような考え方を持って生きるべきなのか、稲盛氏の経験を交えて述べられています。

人が生きる目的 = 自分自身の【魂】を磨くこと

稲盛氏は人生の目的を自分自身の【魂】を磨くこと、と話しています。
そのためにはさまざまな考え方を身につけ、自分のなすべきことに全身全霊で集中し、今日という1日、一瞬を大切に生きることを求めています。

人が生きる目的 自分自身の【魂】を磨く3つの方法

強く思う

思いを実現させるには、仕事に対する強い思いを持たなくてはいけません。
「自分がどうなりたいのか、何を目指すのか。」
頭がおかしくなる、「狂」がつくほど強く、そしてより具体的に想像することが必要です。

全力で努力をする

真正面から困難に立ち向かい、自分を限界に追い込む。
何事も自ら行動に起こす【自燃性】の人間を目指します。
そのためには嫌でも前向きに仕事に取り組み、全力で仕事に取り組む。
そうすることで仕事が好きになり、自分を変える大きなきっかけになります。

誠実で他人を思いやる気持ちを持つ

人として成長するために、自身の人格を成長させなければいけません。
そのため素直で感謝の心を持つ【誠実な心】
そして自分のことは置いといて他人を思いやる【利他の心】を持つことが求められます。

幸せになるために大切な3つのこと

・自分がどうなりたいか想像し、強く思う。
・その姿に向けて全力で努力をする。
・そして誠実に、自分よりも他人を大切にする。

そうすることで、いつかは巡り巡って自分に大きな幸せが得られる。

稲盛氏はこのような考え方を持ち続けたことで、京セラやKDDIという会社を作り、成長させることができました。

仕事にやりがいを感じないときこそ、自分の目指す理想の姿を考える


「仕事をがんばっているけどやりがいがない」という方はすでに、
・全力で努力をする。
・誠実で他人を思いやる気持ちを持つ

この2つはできています。
一生懸命、誠実に仕事をしているのに、仕事量や時間に追われ、やりがいを見出せないだけです。

看護師の仕事も同じです。
誰よりも人の命、人の思いに寄り添う仕事です。
患者のことを1番に考え、一生懸命、仕事をしています。
そうでなければ、看護師の仕事はできません。
心に余裕がないくて、やりがいを見出せないだけです。

やりがいを見出すために「自分がどうなりたいのか?」自分の目指す理想の姿を強く思うだけです。
目指すものがわかれば悩むことなく仕事ができ、おのずと仕事へのやりがいが出てきます。

まとめ


「自分はどうなりたいのか?」
自分の目指す姿があれば、あとは全力で仕事をするだけです。
自分に厳しく、他人には優しく。
誠実に他人を思いやることで、自然と仕事が楽しくなります。

稲盛氏の考える、自身の魂を磨く方法を完璧にやり遂げるのは難しいです。
しかし強い思いを持って努力し続けることに意味があります。

私も悩みながら、がんばっています。
一緒にがんばりましょう!

少しでも参考になればうれしいです。

『生き方』(著:稲盛和夫)
本書はたいへんおすすめです。
興味のある方はぜひ、読んでみてください。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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