こんにちは!ハロです!!
私は10年以上、精神科・身体合併症病棟で働く看護師をしています!!
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今回は新人看護師の悩みである、アセスメントについてお話したいと思います。
患者の異変に気づけず、自分の未熟さを感じる。
「アセスメントって何?」と疑問に思う。
このようなことを思い、アセスメントに苦手意識を持っていませんか?
大丈夫!アセスメントに苦手意識を持つことはありません!
看護師におけるアセスメントのポイントやコツを学べば、自信をもった看護ができます!!
今回は『看護師のアセスメント』とはどういものかをお話します。
看護師のアセスメントについて学び、苦手意識を克服しましょう!
「看護師のアセスメントとは?」
看護師の仕事において大切であり、必要な技術であるアセスメントとは何か?
結論からお話しすると
アセスメントとは主観的情報や客観的情報から、患者の状態が正常か異常かを判断すること
私たちが患者の状態を正しくアセスメントすることで、「次に何をするのか」次の行動を決めれます。
看護師のアセスメントに必要な『主観的情報』と『客観的情報』
アセスメントとは患者から得た情報から、正常か異常かを判断することです。
患者から得られる情報に『主観的情報』と『客観的情報』の2つがあります。
主観的情報・客観的情報とは?
主観的情報:患者の訴え
客観的情報:バイタルサインや血液検査の結果。観察項目など
これら主観的情報・客観的情報から、患者の状態の『正常』か『異常』かを判断します。
患者の状態が『正常』であれば順調に治療が進んでいることになりますし、『異常』であれば何かしら対応を考えなければなりません。
例で考えていきましょう!
例)
既往に喘息のある患者が「息が苦しい」と訴えている。
Spo2:88% 聴診すると喘鳴音が聴取できる。
得た情報をまとめると。
主観的情報 患者が「息が苦しい」訴えている。
客観的情報 Spo2:88% 喘鳴音聴取
と、なります。
では、これは正常なのでしょうか?
主観的情報 「息が苦しい」という訴え → 患者が苦痛を訴えている → 異常
客観的情報 Spo2:88% → Spo2は正常値より低い → 異常
喘鳴音聴取 → 異常時の呼吸音が聴取 → 異常
これらから患者の状態は『異常』であると判断できます。
プラス、既往に喘息があるので、喘息発作ということが考えられ、吸入をするなどの対処が必要ですね。
以上が、主観的・客観的情報から患者の状態が『正常』か『異常』か判断し、実際に看護、行動するまでの一連の流れです。
アセスメントへの苦手意識を克服するには
看護師のアセスメントとは、主観的情報・客観的情報から患者の状態が『正常』か『異常』かを判断することです。
正常であればそのまま様子観察すればいいし、異常であれば、すぐに何かしらの対応をしなければなりません。
ただ患者の状態を判断するには、正しい状態・異常な状態というのを知っておかないとできません。
そのために普段から、参考書などで基本的な知識を学んでおく必要があります。
参考書といっても幅広い分野やたくさんの本があるため、私のオススメ参考書を紹介しておきます。
先輩ナースが書いた看護のトリセツ 単行本 – 2019/4/18
本書は一般病棟で働く看護師に必要な看護知識や技術が1冊にまとめられています。
その内容は診療科に関係なく、看護師誰もが知っておくべき知識と技術が載っています。
また幅広い内容と重要度は、看護師歴10年を超える私も納得できるものであり、長年、愛用できる本です!
なんといっても絵や図が豊富でわかりやすい!
自然と学ぶことができ、すぐに実践できるようにまとめられ、
自信を持った看護をするには、オススメの本です!
私は新人看護師のころ「アセスメントできていない」とよく怒られ、参考書を読んで勉強をしていました。
しかし勉強をしてもアセスメントできるようになるわけではなく、なぜできないのか不思議に思っていました。
最近になってわかったのは、参考書の内容と患者の状態を比べることです。
参考書の内容と患者の状態を比べることで、正常と異常を見つけられます。
普段から参考書の内容と患者の状態を見比べることで、根拠を持ったアセスメント能力を簡単・確実に身につきます!
そうした学びを続ければ、自然と自分の看護に自信を持てます。
以上が、『看護師のアセスメント』についての説明です。
記事が参考になればうれしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
自信ある看護をすることが『自分らしい看護師』になるための一歩です。
これからも『自分らしい看護師』になるために必要な知識や考え方をお伝えしていきます!
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>>【看護師のアセスメントとは何か学ぶ前に、知るべきこと】
>>【『できない』を『できる』に!看護師のアセスメントの身につけ方】
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