看護のこころ

スタンフォード大学学長から看護師に必要なリーダーシップを学ぶ 『奉仕』と『勇気』

こんにちは!ハロです!!

今年度から病棟内のリーダーを務めることになり、師長さんから「リーダーシップを発揮して」と言われました。

ですが、
「リーダーシップって何?!」
「リーダーって、何すればいいの?!」
と思い悩んでいます。

同じようにリーダーシップを求められ、悩んでいる方はいるのではないでしょうか?

私がリーダーシップを学ぶために手にした本が

著: ジョン・L・ヘネシー 
『スタンフォード大学名誉学長が教える 本物のリーダーが大切にすること』

です。

今回は本書を読んでリーダーシップを発揮するために必要なことをお話します。
リーダーになったけどどうしたらいいの?と、リーダーについて悩む方の参考になるとうれしいです。

世界トップのリーダーが語る 本物のリーダーが大切にすること


ジョン・L・ヘネシー氏はスタンフォード大学の第10代学長を務めたほか、現在はGoogleの親会社であるAlphabetの会長をしています。
世界トップのリーダーです。
本書ではジョン・L・ヘネシー氏自身のリーダーとしての経験からリーダーとして大切なこととは何か述べられています。
リーダーとして「何をするのか」という技術的なことではなく、
「どのような心構えでリーダーの役割果たすか」リーダーの心構えについて書かれている本でした。
数ある内容から『奉仕』『勇気』の2つに絞って説明します。

本物のリーダーが大切にすること『奉仕』

リーダーとは奉仕であり仲間に仕えること。
リーダーはグループの一員であり、仕事をしているのは仲間です。
だからリーダーは仲間が仕事しやすいように『奉仕』することが役割になります。

『サーバントリーダー』という言葉は知っているでしょうか?
サーバントとは使用人、召し使いという意味です。

私は本書を読むまでその言葉を知りませんでしたし、それまで仲間を目標に向かって導くことがリーダー役割だと思っていました。
実際に職場のリーダー達も「リーダーである自分がグループの一番上に立って仲間を導く」と考え、自分で周りの人の仕事を仕切っています。

ですが、成果を生み出すのはリーダーではなく仲間です。
リーダーが仲間の中で一番賢いわけではありません。
そのことを自覚し仲間が仕事をしやすいように『奉仕』するのがリーダーの役割です。

本物のリーダーが大切にすること『勇気』

リーダーには『勇気』が必要です。
例えば、チーム内で2つの考えのうち、どちらか一方を選ばないといけない場合
選ばなれなかった方はリーダーを批判するでしょう。
ですが、リーダーは自分の考えに沿って、どちらかを選択しなくてはいけません。

リーダーは困難な時ほど自分の役割に目を向け、リスクを取る勇気が必要です。
困難な時にぶち当たった時こそ『勇気』が求められます。

私は決断することが苦手です。
けれども「自分はどうしたいのか」と自分の思いに沿って行動する勇気をもって行動をしたいと思います。

勇気は筋肉と同じようなもので訓練をすれば鍛えられていきます。
多くの困難にチャレンジし『勇気』を身につけてください。
そうすればリーダーとして自信をもった行動を取れるようになります。

まとめ


私は過去記事でリーダーシップとは何かわからないけど、自分なりにリーダーシップと何か考えた記事を書きました。
→看護師の私が考えるリーダーシップとは『誠実でいること』
この記事で私は「こんな人をリーダーと思いたくない!」と実際に一緒に働くリーダー達の言動から理想のリーダーには『誠実さ』が必要だと述べました。

本書では上記に加え本物のリーダーが大切にすることとして『謙虚さ』『真正さ』について書かれていました。
『謙虚さ』『真正さ』は私の考える理想のリーダーに必要な『誠実さ』につながるものです。
また『誠実さ』がなければ、仲間に『奉仕』はできません。
本書は自分の考えに自信を持たせてくれるものでした。
あとは実践する『勇気』だけです。

今年度が始まったばかりで、これから実際にリーダーとしての役割が求められます。
まだまだ不安なことがたくさんあります。
ですが、不安を乗り越えるために努力し続けることが大切です。

これからもより良い自分になるために努力を続けていきます。

一緒にがんばりましょう!

本書はリーダーになる上での心構えを学べる本です。
今回紹介したこと以外にも、学びになることがたくさんあります。
興味を持たれた方は、ぜひ、読んでみてください!

スタンフォード大学名誉学長が教える 本物のリーダーが大切にすること

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

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