【ポイント押さえればOK!】前立腺癌 前立腺全摘出術の看護

看護 術後
こんにちは!ハロです!! 私は10年以上、精神科・身体合併症病棟で働く看護師をしています!! 私についてはプロフィールをご覧ください!! >>プロフィール 私の勤める精神科・身体合併症病棟では精神科+身体科の治療を行う患者が入院されます。 さまざまな身体的疾患と関わるため、幅広い知識が求められます。 今回、経験がない状態で前立腺全摘出術の術後の患者を受け持ちをし、トラブルが起きて困りました。 何があったかというと、術後数日が経ち血尿が治まりつつあったのに、突然鮮血の血尿が出てきました。 後出血と思い焦ったのですが、患者の様子やバイタルサインも変わりなく、どうしたらいいのか悩みました。 結局、泌尿器科の医師に連絡し、「そういうこともある」という話で、大事になることなく済みました。 このようなことがあったで、改めて前立腺癌、前立腺全摘出術の看護について勉強しました。 その学びをみなさんにお伝えしたいと思います。 今回、前立腺、前立腺がんとはどういうものなのか?前立腺全摘術前後の看護について話をします。 ポイントをわかりやすくるために簡潔に、箇条書きで書いています。 少しでも前立腺、前立腺癌、全摘出術の看護について学びになればうれしいです。
目次

前立腺 前立腺がんとは?

悩み はてな 疑問

前立腺

前立腺は男性のみにある臓器。 膀胱の下にあり、尿道のまわりを囲んでいる。栗の実のような形。 精液の一部に含まれる前立腺液を作っている。

前立腺がん

前立腺がんは早期に発見すれば治癒することが可能 近くのリンパ節や骨に転移することが多い。

症状

早期の前立腺がんは自覚症状がない。 尿が出にくい、排尿の回数が多いなどの症状が出る。

前立腺がんの治療

  1. 根治的前立腺全的術(第一選択)
  2. ホルモン療法
  3. 放射線療法
  4. MAB療法(麻酔薬と少量のエタノールを筋肉内に注射する方法)
病期によって判断される。

前立腺全摘術 術前看護ケアのポイント

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①精神的サポート

  • 術後、がんが残存する可能性があること。
  • 勃起障害が起こり生活への障害があること。
この2つに関してどのように患者が受け止めているかを入院時に把握しておく。 患者の訴えを思いを傾聴し、不安やを把握し受け入れられるように支援する。

②排尿障害の把握

前立腺がんによる排尿障害についてポイント当て、観察する必要がある。
  • 排尿回数・量・残尿感
  • 排尿にかかる時間
  • 夜間の排尿状況
  • 膀胱刺激症状(頻尿、排尿時の痛み、残尿感)
術後、排尿障害を来す可能性があるため、術前から排尿の状況について把握しておくことが重要になる。

前立腺全摘術 術後看護ケアのポイント

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①後出血

  • バイタルサインの変化
  • ドレーンからの排液量や性状
  • バルンカテーテルの尿量や性状(術後経過により血尿から正常尿へと戻っているか)

②縫合不全

吻合部からの尿漏れ。吻合部から腹腔内に尿が漏れ出ることがある。 感染症の原因になる。

③排尿障害

術後1週間ぐらいで膀胱造影を行い、漏れのないことを確認してから膀胱カテーテルを抜去する。 カテーテル抜去後の尿失禁があるが、一時的であり、時間経過とともに尿失禁は消失する。 尿失禁に対しては骨盤底筋体操を促す。 術後半年から1年がたったころ急激な尿閉を起こす可能性があるため、指導しておく必要がある。 以上、大まかですが前立腺がん、前立腺全摘術の看護について以上です。

前立腺癌 前立腺全摘出術の看護について覚えておくべきこと

gif;base ,R lGODlhAQABAAAAACH BAEKAAEALAAAAAABAAEAAAICTAEAOw== 最後に、前立腺全摘出術を受ける患者の看護について大事なポイントをまとめておきます!
  • 前立腺がん術前後では排尿に関する観察が必要である。
  • 術後、排尿障害が起こるが時間経過とともに改善する。
  • 排尿の観察を経過して看ていく必要がある。
  • 時間が経っても改善しない場合は異常であるため、対処が必要である。
その他は一般的な看護に沿った内容でいいと考えます。 では、『一般的な看護がわからない』という方は、下記の参考書がオススメです! 本書は一般病棟で働く看護師に必要な看護知識や技術が1冊にまとめられています。 その内容は診療科に関係なく、看護師誰もが知っておくべき知識と技術が載っています。 また幅広い内容と重要度は、看護師歴10年を超える私も納得できるものであり、長年、愛用できる本です! なんといっても絵や図が豊富でわかりやすい! 自然と学ぶことができ、すぐに実践できるようにまとめられ、 自信を持った看護をするには、オススメの本です! 私は新人看護師のころ「アセスメントできていない」とよく怒られ、参考書を読んで勉強をしていました。 しかし勉強をしてもアセスメントできるようになるわけではなく、なぜできないのか不思議に思っていました。 最近になってわかったのは、参考書の内容と患者の状態を比べることです。 参考書の内容と患者の状態を比べることで、正常と異常を見つけられます。 普段から参考書の内容と患者の状態を見比べることで、根拠を持ったアセスメント能力を簡単・確実に身につきます! そうした学びを続ければ、自然と自分の看護に自信を持てます。 これからも『自分らしい看護師』になるために必要な知識や考え方をお伝えしていきます! 応援よろしくお願いします!!

夜勤を含めた勤務で身体がしんどいと感じている方には、夜勤のない働き方をまとめた夜勤なしで働ける職場8選の記事も書いています。もし「このまま夜勤を続けるのがつらい」と感じていたら、選択肢を知るだけでも気持ちが少し楽になるかもしれません。


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この記事を読んでくれた看護師さんへ

看護技術を調べに来てくれてありがとうございます。1〜3年目の頃は「これで合ってる?」「先輩に聞きづらい」と毎日が手探りで、私も同じでした。

技術の不安以外にも、人間関係や夜勤、向き不向きで悩むことがあれば、同じ年代の看護師に向けて書いた記事もあります。よかったらどうぞ。

書いた人:ハロ|現役15年目の看護師。形成外科・整形外科・泌尿器・透析・精神科を経験。1年目は本気で「向いてない」と悩みました。プロフィール

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読んでいただき、ありがとうございます。

看護の現場で「もう限界かも」と感じる夜があるなら、転職を「逃げ」と思わないでほしいです。場所を変えて、また穏やかに働けるようになった人を、私はたくさん見てきました。

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※ 必ず転職する必要はありません。「どんな選択肢があるか」を知るだけでも、きっと心が少し軽くなります。

この記事を書いた人

看護師歴15年。ICU・外科病棟・精神科身体合併症病棟・地域包括ケア病棟と4科を経験。現在も現役で病棟勤務をしています。

特に精神科身体合併症病棟では12年勤務し、精神疾患を抱えながら身体合併症の治療を要する患者さんと向き合ってきました。看取り、認知症ケア、終末期、急変対応――現場でしか得られないリアルを大切に、自分の体験と感情を正直に書くブログを運営しています。

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