看護

【サービス残業は当たり前に終止符】自分らしい看護師として働く方法

こんにちは!看護師のハロです!!
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「サービス残業が多い。おかしくない?」
「なんで、当たり前のようにサービス残業が行われているの?」

情報収集のための前残業、勤務時間が終わってからの看護記録。家に帰っても、委員会や勉強会の準備。
当たり前のように時間外労働、しかもサービス残業が行われています。

時間外労働で超勤手当てがもらえるなら、まだ我慢できます。
けれど、超勤手当がつかない、サービス残業が当たり前のように行われています。
一生懸命に働いているのに、自分の仕事がサービス残業とみなされ、給料に反映されないのはとてもつらい。

この記事では、看護師の時間外労働やサービス残業の実態をお話します。
また記事の最後には、あの日本看護協会が認めたブラックな事実を紹介します。
この記事を読み終わった時には、サービス残業は当たり前という考えというのは間違っていることを再認識し、今の職場が自分にとって働く価値がある職場なのかわかるようになります。

当たり前に行われている、看護師サービス残業の実態

看護師 サービス残業 当たり前
2017年に日本医療労働組合連合会が、2008年看護協会が行ったが看護師を対象の労働実態についてお話します。
この話から私たち看護師がいかに不当な環境で働いているか、そして私たちの仕事は命を削っている仕事だと気づくはずです。

看護師のサービス残業、時間外労働の多さが浮き彫りに

看護師 サービス残業 当たり前

 

 

 

 

 

 

【出典】:2017年 看護職員の労働実態調査結果報告|日本医療労働組合連合会
2017年に日本医療労働組合連合会が行った調査では、賃金不払い労働の主な業務に『記録』『情報収集』『患者対応』が上がっていました。
『記録』『情報収集』『患者対応』どれも看護師の仕事であるにもかかわらず、賃金不払いというのはとても残念です。
全国の約7割の病院が賃金不払い労働(サービス残業)を行っていることが説明されています。


加え、時間外労働の実態についても説明されていました。

看護師 サービス残業 当たり前

 

 

 

 

 

 

【出典】:2017年 看護職員の労働実態調査結果報告|日本医療労働組合連合会
日勤で働く看護師の約3/4が30分以上の残業を行っており、1時間以上の残業をしている看護師は、若い年代になるほど多くなっています。
時間外労働が多ければ、おのずとサービス残業が多くなっていると考えられます。
若い世代ほど多く長い時間働いているのに、給料をもらえていない可能性が十分にあります。

過酷、当たり前の時間外労働・サービス残業が看護師の命を削っている

2008年に日本看護協会が行った調査では交代制勤務をする看護師職員の約23人に1人が「過労死危険レベル」の勤務をしていると報告しています。

緊急実態調査で「過労死危険レベルの看護職員が2万人」判明
「2008年時間外労働、夜勤・交代制勤務等緊急実態調査」では、交代制勤務をする看護職員の約23人に1人が「過労死危険レベル」(注2)の勤務をしていることが分かりました。これは全国の病院勤務看護職員のうち約2万人に相当します。
引用:日本看護協会 2008年 時間外労働、夜勤・交代制勤務等緊急実態調査

これは一病棟につき、1人過労死する人がいるかもしれないってことです。
その原因として時間外勤務が関係していると説明されています。
看護師の交代勤務、時間外労働はやはり、命を削った仕事と言っても過言ではありません。

『看護師のサービス残業は当たり前』がなくなる日は来るのだろうか

看護師 サービス残業 当たり前
なぜ、当たり前のようにサービス残業が行われているのでしょうか。
その理由は、先輩看護師がまだ若い看護師であるとき、当たり前のようにサービス残業をして働いてきたからだと考えます。

「自分はサービス残業をして一生懸命に働いた。」
「今の若い看護師も同じように働くべきだ」

先輩看護師は口にはしませんが、少なからずこのように考えを持っていると思います。
事実として、上記で話した2008年の日本看護協会の報告書では、労働時間管理に問題ある原因の一部に『長年の慣例や慣習』であると述べています。
それは職場の空気・同調圧力によって、時間外労働やサービス残業が行われていることを暗に意味しています。

そんな時間外労働やサービス残業が当たり前の職場で、自分自身の心身を削ってまで働く必要はありません。
反対に患者の立場から考えて、自分に余裕がない人に看護をしてもらいたと思いますか?
自分の体や心が満たされて、ようやく患者のことを考えた看護が行えます。

「働き方改革」によって、以前より職場環境が改善されつつあります。
しかし、すぐに時間外労働やサービス残業がなくなり、今の職場環境がよくなることはありません。
そして残念ながら、自分個人には職場環境を変える力はありません。
自分自身にできるのは、自分を変えることだけです。
だから時間外労働やサービス残業がある職場環境を辞めて、自分にあった職場に転職するべきです。

転職活動は自分らしく働ける場所を探す方法です。

残業によって心身を削ったところで、何も得られるものはありません。
それは本来、理想としていた看護師の姿ですか?

私は断固「違うでしょ!」と言います!

自分の人生、後悔なく楽しい人生だったと思えるために、少しでもいい。行動してほしい。
仕事に悩み苦しむままでは、何も変わりません。
でも、人は思い行動すれば、自分を変えられます。
転職活動とは自分らしく働ける場所を探す方法であり、自分らしさを手に入れる手段です。

私はいろいろな病棟を異動し今の病棟に辿り着き、自分のしたい仕事ができるようなりました。
転職と異動では少し違います。
ですが、自分の今いる環境を変えるという点は一緒です。
自分のいる環境を変え、自分らしく働ける場所を探すのです。

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自分の理想の職場で働ければ、「自分らしく働いている」という実感が得られます。

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「時間外労働が多い」
「サービス残業がつらい」

そう思うなら、転職活動をしてみるべきです。
転職活動は自分らしさを取り戻す手段です。
自分のあった理想の職場では働けれれば、本来自分のなりたかった看護師として働けます。

『思い行動すれば、自分を変えられる。』

 
本来の自分を取り戻し、自分らしい看護師を一緒に目指しましょう!
これからも『自分らしい看護師』になるために必要な知識や考え方をお伝えします!


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