アセスメント

『できない』を『できる』に!看護師のアセスメントの身につけ方

こんにちは!ハロです!!
私は10年以上、精神科・身体合併症病棟で働く看護師をしています!!
私についてはプロフィールをご覧ください!!
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今回はアセスメントの身につけ方についてお話しします。

「アセスメントって、どうしたらできるようになるの?」
「アセスメントがもっとできるようになるには?」
「どうしたら自信あるアセスメントができるの?」

看護師のアセスメント能力の身につけ方や能力の高め方について悩むことはありませんか?

悩む必要はありません!

看護師のアセスメントはポイントを押さえれば身につけられます!

今回は『看護師のアセスメントの身につけ方』についてお話します。

看護師のアセスメントを身につけ、『できない』を『できる』に変えて、自信ある看護をしましょう!

『できない』を『できる』に看護師のアセスメント能力を向上させる方法


看護師のアセスメントをどのようにして身につけるのか、結論からお話しすると。

結論

・患者の正常な状態を知る。
・医師のアセスメントを参考にする。
・時間がない時はインターネットで調べる。

詳しく説明していきましょう。

アセスメント能力向上 患者の正常な状態を知る

アセスメント能力を身につけるのに絶対に必要なことは患者の正常な状態を知ることです。
教科書の内容を学んでおかないと、アセスメント能力は身につきません。

アセスメントとは、教科書に書かれている内容と、患者の状態を比べることで、患者の状態が『正常』か『異常』かを判断することです。

例えば、
外科の手術後でドレーンを留置している患者。
一般的にドレーンの排液は数日経てば排液量は減り、性状が血性から淡々血性と徐々に色が薄くなります。
しかし排液量が減らなかったり、性状が急に血性になったりすれば、それは『異常』になります。

このように疾患や治療に関することをわかっていないと『正常』か『異常』か判断できません。
ですので、まずは患者の疾患や治療に関することを勉強しましょう。
そして学んだことを患者に当てはめ、比較することで、自然とアセスメント能力は身に付きます。

医師のアセスメントを参考にする

疾患や治療についての勉強には、患者の医師の診察記録を読むのがオススメです。
この方法は簡単で手短にアセスメント能力が身につくと思います。
医師にもよりますが、診察記録には「今の患者の問題点」「それに対する治療」が書かれています。
診察記録の内容を知っていると、患者の状態が把握できアセスメントするポイントを絞ることができます。

例えば、肺炎で抗生剤治療が開始となったのなら、バイタルサインは安定してきているのか、呼吸状態は良くなっているのかを観察しなければなりません。

このように診察記録を把握しておくことで、アセスメントするポイントを絞りやすくなります。
また、医師の書いてある記事を本などで調べながらできれば、なお理解が深まりアセスメント能力が身につきます。

アセスメント能力を向上するには勉強、でも時間がなければインターネットを活用

アセスメント能力を向上させるには、どうしても勉強が必要です。
ですが、仕事は忙しく大変で、勉強する時間を作るのが難しい。
そんなときは インターネットで調べましょう。
インターネットを使えばすぐに情報を得られ、とても便利です。

しかし、この方法はあまりお勧めできません。
というのもインターネットの情報は、専門の人が書いたものではなく、情報が正しくない場合があります。
そのため理解して学ぶにはインターネットは適していません。

インターネットを使って学ぶのは、あくまで時間がないときだけにして、本からの学びを大切にしてください。

アセスメント能力向上 「わからない」ことを「わからないまま」にしない

看護師 アセスメント 能力向上
「勉強しないといけないのか」とガッカリしましたか?
しかし時間を取って勉強をするのは、はじめだけです。
ある程度の知識が身につくと、「わからないことがあれば調べる」という勉強の仕方に変わり、勉強に使う時間が減ります。

そのころには、自信あるアセスメントができるようになっているでしょう。

私が働く精神科身体合併症という病棟は、精神科治療より身体科治療が優先されるため、今まで精神状態のアセスメントの仕方についてしっかり勉強しませんでした。
だけど最近になって、患者を理解するために身体的なことだけでなく精神状態のアセスメントをしっかりしないとダメだと思い、MSEという精神科看護技術について勉強をし始めました。
仕事の合間の勉強は大変です。
ですが、勉強をして実践することで、自然と患者の精神状態をアセスメントできるようになり、アセスメントに自信を持てるようになりました。

「わからない」ことが「わかる」ようになるのはとても楽しいです。

私が思うに自信あるアセスメントをするのに大切なのは「わからない」ことを「わからない」ままにしないことです。
「わからない」ことを「わからない」ままにすると、自分のケアが正しいのか間違いなのかわからず、不安になり自信を持てません。
だから不安を取り除き、自信あるアセスメントができるようになるため、少しずつ勉強をするしかないです。
けれどその少しでもずつの勉強の積み重ねによって、アセスメントができるようになり、自然と自信が持てるようになります。

勉強といっても幅広い分野やたくさんの本があるため、私のオススメ参考書を紹介しておきます。

本書は一般病棟で働く看護師に必要な看護知識や技術が1冊にまとめられています。
その内容は薬剤の使用方法や検査の仕方、呼吸や褥瘡、ドレーン管理など、看護師誰もが知っておくべきことが書かれています。
私がびっくりしたのは、『せん妄や認知症患者のケア』について書かれていることです!
せん妄・認知症患者はどこの病棟にもいますし、必ずどう対応すればいいのか悩みます。

一般的な看護知識や技術だけでなく、『せん妄や認知症患者のケア』に焦点をあてた解説があるのは、本当に看護師のことを考えて書いてくれた本だと感心しました。

わからないことや、ふと忘れた時に調べたりでき、長年、愛用できる本です!

興味を持たれた方は、ぜひ、上記リンクからご覧になってください。

以上が、『看護師のアセスメントの身につけ方』になります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

自信ある看護をすることが『自分らしい看護師』になるための一歩です。
これからも『自分らしい看護師』になるために必要な知識や考え方をお伝えしていきます!

応援よろしくお願いします!!


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