指導

【指導する看護師必見】新人・後輩の指導の仕方

こんにちは!ハロです!!
私は10年以上、精神科・身体合併症病棟で働く看護師をしています!!
私についてはプロフィールをご覧ください!!
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「はじめてプリンターになったけど、新人看護師との関わり方がわからない」
「後輩の指導の仕方がわからない」
「仕事のミスをどう注意したらいいんだろう」

新人看護師、後輩の指導に悩む方は多いのではないでしょうか?
人に仕事を教えることは大変難しいです。
ですが、指導のポイントを押さえれば、悩むことはなくなります。

この記事では指導の仕方についてお話したいと思います。
読み終えた時には、新人・後輩への指導の仕方ができるようになります!

新人・後輩看護師の指導の仕方


指導者のよくある悩みとして、新人看護師・後輩との関わり方です。

新人・後輩看護師に厳しく接するのか。優しく接するのか。

私は2つどちらの関わり方も正しくと考えています。

「厳しい指導者」と「優しい指導者」の2種類の人物を例にあげ、それぞれの指導の仕方のメリットとデメリットを説明します。

厳しい指導者

少しの欠点やミスがあれば、完封なきまでに叱りつける。
教え子のあげ足をとることばかりをする指導者。

厳しく指導するメリット

教え子は「あげ足を取られてはいけない」と緊張感を持つようになり、まじめに仕事に取り組むようになる。

厳しく指導するデメリット

厳しい指導者は教え子の恨みを買い、指導者の人望は乏しいものになる。

厳しい指導をすることで教え子からの信頼は損なわれますが、緊張感を持って仕事に取り組むようになります。

優しい指導者

教え子の敵になることなく、必ず味方にまわってくれ、守ってくれる、何事も優しく後輩に接する指導者。

優しく指導するメリット

優しく指導を行えば、教え子に厚い信頼を受け慕われる。

優しく指導するデメリット

優しい指導を行うことで、教え子は注意を欠きやすくなりミスをする。
教え子のやる気やモチベーションを高く保つのが難しくなる。

優しく指導することで、教え子からの信頼は得られますが、成長は滞ってしまいます。

厳しい指導者・優しい指導者どちらがいいのか?

看護師の仕事は患者の命に係わる仕事であり、少しのミスも許されません。
緊張感を持った姿勢で仕事に取り組んでもらうために、厳しい指導がいります。
しかし、看護師は一人で患者をみるわけでなく、看護師同士協力し合い仕事をします。
なので、協力し合える良好な人間関係を作ることも大切であり、優しい指導も求められます。

結局のところ、厳しい指導・優しい指導どちらも必要です。

ただ1つ、よく間違う指導の仕方について説明します。
それはできていないこと、ミスを指摘をするだけの指導の仕方です。
できていないこと、ミスを指摘するだけの指導は間違いです。

できていないことを指摘することが指導ではない

病棟にこういう人ははいませんか?

「片付けができていない」
「報告ができていない」
「記録の誤字脱字が多い」

厳しい指導者として、重箱の隅をつつくような細かなミスを指摘する人がいます。
その人はミスを指摘することが指導と思っている人がいます。
しかしそれは指導ではありません。

本来はミスの指摘する理由は、同じミスを繰り返さないためにミスを指摘しています。
ですので、ミスを指摘するだけでなく『同じミスをしないためにはどうしたらいいのか』を考え導くことが指導です。
教え子にできていないことや、ミスを指摘するだけで終えてはいけません。

看護師ハロの考える指導の仕方


仕事を指導をする目的は『自立し1人で仕事を行えるようにする』ためです。
いつまでも指導者がついて教え子を見ることはできません。
自信を持って1人で仕事を行い、何かあれば報告・相談をしてもらうようになってもらうために、仕事を指導しています。

ですので、教え子には自分の仕事に自信を働いてもらい、できない仕事をできるようになる努力をしてもらわないといけません。
そのためにはできていることは優しく褒めて、できていないことを厳しく指導がいります。
例えは悪いですが、『アメとムチを使い分ける』ということです。

私は指導には優しい指導・厳しい指導どちらも必要と考えています。
できていることをできていると評価する時には優しい指導になりますし、できていないことをできていない評価するときは厳しい指導になるからです。
ですが、一番大切なことは1人で働くために必要なことを考え提示し、取り組んでもらうこととです。
どうすれば、1人で仕事を行えるようになるか考え導くことを忘れてはいけません。

新人看護師・後輩の指導の仕方は千差万別


私はただの看護師であり、ベテランの教師ではありません。
人それぞれの考え方があり、指導の仕方があると思います。
なので、勉強をして多くの経験を積み、自分なりの良い指導方法を作るしかありません。
指導について勉強するに当たり、著:渋沢栄一『論語と算盤』の本が大変参考になりました。

本書はYoutube登録者数が数100万人越えのオリエンタルラジオ中田敦彦が「中田史上No.1の書籍。ぼくにとってこれからの10年のバイブルになる!」とアツく語った本です。
渋沢栄一は新一万円の顔、NHKの大河ドラマで扱われ一時話題になりました。
日本の経済を大きくさせた、日本を代表する偉人です。
本書は心(道徳:論語)の必要性を説いています。
その一部に指導の仕方について述べられており勉強になりました!

ハロ
ハロ
仕事がうまくいかない。。。

仕事ができず自分の気持ちに余裕がなくて自分を責めていた時、私はこの本を読んで、ダメな自分を振り返り前向きな行動を起こせました。
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本を読むのが苦手というう方はマンガもあります。
こちらがマンガで楽しみながら読めてオススメですので紹介しておきます。


人を正しく導いてあげることが指導であり、自分なりの正しい導き方を見いだせた時、自分に自信を持てるようになります。

その自信が自分らしさに繋がります。

これからも『自分らしい看護師』になるために必要な知識や考え方をお伝えしていきます!

応援よろしくお願いします!!


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