
ORIF(観血的整復固定術)とは、術後管理と看護
ORIFとは?
ORIFとは、観血的整復固定術と言われ、骨折の外科的治療になります。 骨折部位を金属プレートやスクリューなどで固定し、骨折部位を整復・固定をします。 他の整復固定術に比べ、比較的早くからリハビリを開始でき、ADL低下予防、早期回復を期待できます。ORIFの術後ポイント
ORIFの術後、特に注意すべきなのは3つの項目『疼痛』『末梢循環障害』『末梢神経障害』です。 『末梢循環障害』『末梢神経障害』は術後、シーネやギブスなどの外固定によって起こる障害です。疼痛
手術による疼痛は、術後離床の妨げとなりリハビリの開始が遅れる原因となります。 疼痛が増強するようであれば、離床・リハビリに妨げにならないように、なるべく早くに鎮痛剤を使用し、痛みを緩和するように努めましょう。循環障害
術後、シーネやギブスなどの外固定によって起こる末梢循環障害が起こる場合があります。 そのため、末梢の循環が障害の有無を判断する必要があります。 患肢の腫脹や浮腫を軽減する目的で、患肢をクッションで挙上します。循環障害を判断するポイント
- フォルクマン拘縮の兆候
- 末梢動脈の触知
- 患肢の浮腫・腫脹・熱感
- 皮膚色
フォルクマン拘縮とは
- 疼痛
- 脈拍の消失
- 皮膚色
- 知覚障害・運動麻痺
神経障害
循環障害と同様にシーネやギブスによる外固定で末梢神経障害が起こります。 上肢・下肢と部位別に現れる神経症状について説明をします。上肢に起こる麻痺
- 橈骨神経麻痺 → 下垂手
- 尺骨神経麻痺 → 鷲手
- 正中神経麻痺 → 猿手


下肢に起こる麻痺
- 腓骨神経麻痺 → 下肢の知覚・運動障害
これでORIFの術後、看護は本当に大丈夫?!


術後出血
ORIFに限らず骨の手術は出血量が多く、術後貧血が進行します。 術前に自己輸血を採取することもありますが、場合によると輸血も必要となります。 ごく稀に、術後に出血が起こり血圧低下などの循環障害が起こることがあり、起これば急変にもなりうるため、注意が必要です。


整形外科病棟は体力的にもハードな職場です。私自身、心身ともに疲れがたまって苦しかった時期があります。そのときに書いた看護師のバーンアウト体験記事もよかったら読んでみてください。
整形外科で術後管理に追われる毎日。覚えることが多いし、夜間の急変対応もある。先輩からのプレッシャーや、自分のミスへの不安で、夜眠れなくなる時期もあるかもしれません。私もそうでした。
もし「このまま続けていいのかな」と感じることがあれば、休職と復帰のリアルや、看護師1年目で病んだときの選び方も書いています。読んでも何も決めなくて大丈夫です。選択肢があると知るだけで、ふっと息が吐けることがあります。
✓ 関連記事 >>【ポイント2つ!】TKA(人工膝関節置換術)術後管理・看護 >>『できない』を『できる』に!看護師のアセスメントの身につけ方 >>【もう人間関係に悩まない!】性格の悪い看護師に苦しんでいる人へ、秘密の対処法をお伝えします!
✓ ブログランキングしています! 「少しでも参考になった!」「共感できた!」という方は下記バナーを押して、応援してくださると大変うれしいです!!


▶ >>トップページへ
ORIFの術後管理、困ったことありませんか?
「先輩によって言うことが微妙に違う」「疼痛管理のタイミングで怒られた」——整形外科の術後管理に慣れたと思っても、こんな経験が重なることがあります。
私も1〜2年目の頃、ORIFの術後に先輩から「末梢の確認、もっと細かくして」と言われたものの、「どこまでやれば十分なのか」が正直よくわかっていませんでした。技術の疑問と一緒に、「自分ってこの職場に合ってるのかな」という気持ちが少しずつ積み重なっていった時期があります。
技術面の疑問と、職場でのしんどさは、たいていセットで来ます。よかったらこちらも読んでみてください。
この記事を読んでくれた看護師さんへ
看護技術を調べに来てくれてありがとうございます。1〜3年目の頃は「これで合ってる?」「先輩に聞きづらい」と毎日が手探りで、私も同じでした。
技術の不安以外にも、人間関係や夜勤、向き不向きで悩むことがあれば、同じ年代の看護師に向けて書いた記事もあります。よかったらどうぞ。
書いた人:ハロ|現役15年目の看護師。形成外科・整形外科・泌尿器・透析・精神科を経験。1年目は本気で「向いてない」と悩みました。プロフィール








